明石高出身・竹中さん個展

明石高校美術科で学び、神戸市内の高校で美術講師を務める竹中大悟さん(26)=神戸市垂水区=が、アスピアスマイルギャラリーで彫刻展を開いている。胸像や立像など、人をモチーフにした8作品が並ぶ。13日まで。

 竹中さんは明石高校で本格的に彫刻を始め、筑波大学でも人体を中心に彫像を制作してきた。

 作品展には学生時代のブロンズ像や大学院の修了制作、今年に入ってリメークしたクスノキの胸像などを出展。舞台に立つ踊り子を彫った「Opening act(オープニング・アクト)」や、寄る辺ない境遇ながらも前向きな気持ちを表現した「浮舟」は大型の人物像を寄せ木で制作している。「人を彫ると技量が出やすい。胸像も3年前と1年前では顔のつくりやバランスなどに差がある」という。

 竹中さんは「なぜ人を彫り続けるのか、自分でも答えは出ていない。作品で何かを伝えようとしているわけではないので、美術って面白いなと思ってもらえれば」と話している。(吉本晃司)